アメリカンスプレンダー

オタクの人生。さえない事務仕事をするオタクと、ちょっとメンヘルなオタク女。日本におけるオタクの語られ方より、根暗だとか考え方とか、そういう種類の人間の傾向っていうかネガティブにとられるところも、ちゃんとオタクの特徴として書いてあるわけで面白かったです。
マンガオタクで、レコードオタク、セドリやっては小遣い稼ぎ人生もう中盤な中年男、つまりオタクの末路にハマりかけてるオタクが、マンガの原作で一山当てるけど、何が変わるわけでもなくオタクのまま。
非常に凝りまくった構成の映画で、本人が出てきたり、映画のセットになったり、イメージが氾濫しまくって最後まで見るといいかんじでした。面白い。