今年も行ってきました。チケットがわりとアバウトなS席A席区分なんですが、なぜか超いい席でした。ワーイワーイ
最後の出演者全員がステージに並んだところなんて、走馬灯か、青春の幻影か。およそ現実とは信じられない光景。
1回目のときもちょっと生きててよかったと思ってしまいましたが、第3回の今年は次どうすんのってくらいすごかったです・・・中高生のころアホのように聞いた植松さんに、光田さんに、近藤さんに、なるけさんに、桜井さんに、桜庭さんに・・・この人たちが10年前くらいに曲を作った曲を聴いて、大きくなりました。私は困った大人になってしまいましたが、10年前から変わらぬ世界がありました。
植松さんオッサーン、なるけさん超小さい、光田さんジャニ系、桜庭さんデカイー
進行が、今まで声優さんとかゲーム好きな人呼んでたけど、今回は淡白なアナウンサー。同属嫌悪ではないですが、下手にオタクな進行だと痛々しさで我に返ることもある（人によって痛いの度合いって違うでしょうが）ので、今回のように淡々とした司会進行はありがたいです。
そんなノスタルジアに浸ってしまう、ゲーム大好きっ子だった大人のためのコンサートです。だいたいコンサートとかイベントどこ行っても場違い感を感じてしまうんだけど、今日このだけ日は私見事にストライクな客層。イヤー
曲目は公式サイト参照。曲目が発表される前にチケットとりましたが、次々と発表される曲は楽しみになるわ、アンコール2曲は完全サプライズでビッグだわ、超楽しかったです。
音も最高でした。
まさか、昨日テレビで見たばっかりの白鳥英美子さんが目の前で歌ってくれるなんて・・・今回は音響がとてもいいので、繊細な歌声が、月並みな表現だけと本当に表情豊かに聞き取れて涙ぐんでしまいました。歌詞だけ聴くと、音程とかよくわかんなくなって、音程とると歌詞わかんなくなりがちなんですが、すーっとそのまま入ってくる。歌ってすごい。
WAもよかった・・・口笛は、口笛っていう音色だけでいいかんじなので、もっとうまい口笛もあるでしょうが、あの場あの時に口笛があったってことで、大満足です。ローレンローレンみたいに、ヨッホッハ！な掛け声入ったり盛り上がる編曲でした。
サムスピで、三味線きた三味線！ 演奏後に、ニンジャウォーリアーズが〜と言ってたので、まさかのDADDY MULKがくるかと身構えましたが、ちょっとよくわからなかったです。でも、三味線すごすぎて何の曲かわからなくても、ソロで持つ。
クロノトリガーは、いろんな曲いいとこどりメドレーで、1曲の完成度とかで聞くと変なんだろうけど、もうオケ編曲で音が鳴るってことで、感動して涙腺にきてしまうだよ・・・クロノの編曲は、オケでも変化球なアレンジが多いので、直球でオケ鳴らす編曲は新鮮でした。
モンハンも、イースも2年前に聞いて、すごくイイ曲だったので、今回も聞けてよかったです。曲枠限られてる中の再演ですが、この2曲はオーケストラがすごく映えるしドラマチックでいい曲です。
十数年前のゲーム音楽コンサートは、当時のゲームが演奏されてましたが、このコンサートはなつかしの名曲特集の色合いが濃いです。ゲーム音楽コンサート聴くと、似通った編曲が続くとかありがちだったんですが、今回のPRESS STARTは編曲が多彩で構成がコンサートとして飽きないし、音楽性だけじゃなくてゲーム好きさんにはたまらないヘン曲も混ぜてきて、ゲーム文化を楽しんでる人向け。スペランカーなんて
１、曲が3曲しかない（タイトル、ステージ、ゲームオーバー）
２、すぐ死ぬ。
３、すぐ死ぬからすぐタイトルに戻ってしまう
3点をおさえないと、わけわからん変曲。
そんなとこも笑顔で楽しそうに指揮してくれる指揮者の人がいるからこそ、楽しめるわけで。楽団員も無表情ですが、ロックマン2の前に第一バイオリンがニヤニヤニヤニヤしてるのを見つけてしまったことでなんか肩の力抜けました。
困った大人になってしまったなりに、結構メジャー？な社会にいるんだなー みたいな。いまだにゲームやるの肩身狭くて、背徳しながらやってる感がいつもドキドキウフフで余計楽しいんですが、もうそういうのなくてもいいのかもね。360が部屋にあるくせにどの口が言うかなことですが、いまだにゲームやんのはすさんだ楽しさなんだ・・・年かな。
あ、360あるくせに、DSもってないという、ありがちなゲーマーなので、2006年落ち物パズル、2007年シューティングときた恒例のメドレーのDSメドレーはよくわかんなかったんですが、なんとなく昔のゲームの音楽のような。いかにもゲームですよな無個性さが。ゲームっぽくないゲームなのに、不思議です。
あと、追伸ですが、バテンカイトスはレアサントラじゃなかったです。ごめんごめん。
あ、アンケートでストライダー飛竜頼めばよかった！
来年も行きたいです。毎年やるといいなぁ。
