『リチャード三世』シェイクスピア 河合 祥一郎訳

バッタバッタと人が死に、悪が悲劇を呼んで破滅する、騎士に姫に、二つの王族に血の悲劇、正義とか悪とか出てくるものは厨二要素のみ。
キャッチコピーは「絶望して死ね!」
クライマックスすごい。10人以上から「絶望して死ね!」連呼。

何が厨二かって定義はさておき、死にまくるスピード感と、ジャンプ漫画みたいにセリフで伏線を張まくるんで、わかり易く面白いんだと思います。劇だもんね。
当時も大人気の劇だったそうで、いやだってこういうの面白いんだもん。

もっとまじめな研究とか、深い感想とかは解説とかに書いてあるんで、こんなかんじで感想メモしておこうと思います。
先にリチャード・テイの『時の娘』を読んでいたにも関わらず人間関係把握は薄ボンヤリしてましたが、面白かったです。厨二的に。いやーヘンリー6世も読もうかな。