2010-01-01から1年間の記事一覧
この前読んだザ・フィフティーズで50年代にジェンダー話題でヒットした本とあったので読みました。 古い小説読んだなぁという感想。古めの現代文学の古さを堪能しました。なんか正統的な小説っつーか、つまり三文小説。今となっては読む人が全然いないのもう…
ぼくのかんがえたナチスをやっつける映画ー でした。どうしようもない。 無駄なスリルを楽しむためのバカ映画なのだけど、つまんねぇ と紙一重の感想になりそうなスリル。クソ映画ではない。
アメコミ映画だけどまたナチが悪役だったよ。あんまり健全じゃない(精神とか。)ちょいフェティッシュなかんじのキャラクターがステキでした。神経質な女フェチは見るがよいよい。 映画の悪役として、ナチって問答無用で第三帝国とか現実そのものが、よくで…
夏の夜長に借りてきたDVDが戦争モノばっか、しかもそのうち3本がナチ映画とかどうなってんの。アメリカンなサイコサスペンス。人間の邪悪さについての映画なんだけど、ちょっと、よくできすぎてる感。お行儀のいい演出をを逸脱する狂気があふれんばかりのイ…
少女が出会うフシギな世界・・みたいなファンタジーかと思いきや、つーかせめてアメリくらいのファンタジー度かと思いきや、夏の夜長に借りてきたDVDがまじ戦争映画ばっかってどういうことなの。 スペイン内戦下を描いてて、拷問とか拷問とかスプラッタ趣味…
『どん底の人びと―ロンドン1902 』ジャック・ロンドン どん底〜はアメリカの流行小説家が、アフリカ探検記の代わりにロンドンの貧民窟潜入記。都市における貧乏な人々が古今東西普遍的すぎてびっくり。ほぼ同じ時代なんで明治の社会問題ルポの最暗黒の東京と…
超おもしろい。繊細と野卑、死と生、女と男のの劇的な対立のシーンだけで構成されてるとか演劇超すげぇ。
古代ローマ人が旅行で(ひどいめにあいながら)たどった道筋を、アメリカンが(ひどいめにあったあったと言いながら)たどる旅行記。まー、現代でも古代でも旅というのは、こういうもんだという話。 まったくもう、なんでみんな旅なんかいくんだろうね! と…
7月4日なんで。アメリカ黄金の50年代の代表的なエピソードの本。3冊もあるんだけど、全然長く感じません。漠然とアメリカっていい国なイメージ高校生くらいまであったけど、なんか違うってのを解説。私の中のアメリカのイメージがいまだにこの1950年代アメリ…
カエルゲロゲロ ミゲロゲロ アワセテ ゲロゲロ ムゲロゲロが、家の裏のリアル。でした。 帰宅時夜中に、足元におおっとひきがえる!ミドルサイズ!と興奮して写真撮ろうとしたら、大蛙小蛙だらけでした。近くに池があるんで向かう途中だったのかもしれません…
文芸冊子 ヤーイヤーイヤーイヤーイの第2号が発巻されましたので、合評会に行きました。 ヘビィィィィー 仕事じゃないのよみんな!と声をかけたくなるよな、まじめさで13?14時間くらい合評してました。 次回は出前+酒+朝ごはん用のインスタントスープ+お…
なんか題名だけ聞いたことあったので続けて読みました。満州モノの裏というか、あのへんの大陸浪漫の裏で、女の売買の目的が金だけじゃなくて、開拓地の労働環境の整備の一環だったりとか、上から目線だと違和感も何も覚えないような時代ををいきどおり悲し…
こういう労働モノ読むの好きですが、このジャンルでも学術っぽい目線で書かれてることに違和感がないかということを思い知りました。いい意味で、そういった潮流にはない本。資料からそう飛ぶかよーみたいに思うこともあるけど、それが、著者の意志が書かれ…
恐怖と憎しみがなぜ生まれ、あと目的意識なんかのこころや社会なんかと結びついたとき、どうなるかっていう本。 ただ、著者がニュヨーカーってかんじのアメリカンな偏り方なので、憎しみに対抗する方法、にそんなギャップを感じて憎しみはなくなんねーんだろ…
恐怖VS人間。いたそうだし、すさまじい死に様だし、食われるし、死ぬより怖い。北海道の開拓村で、6人が殺された羆の食害事件のドキュメンタリー。 素朴っぽいストレートな語り口の、技巧とかあるよな類の本じゃないだけに、子どものとき見た昭和のホラー映…
よくできててところどころ、すんごい面白いけど、これぇあー売れないんだろうなぁ・・・ラノベにしては重すぎて。重さが血がドバーっと出るとか暗いとかじゃなくて、重厚で質量があって重い。 別ペンネームで、歴史小説としてハードカバーで並べとけばだまさ…
あけましておめでとうをネットでやり損ねたので、辰年に再利用予定なネタを。紅白でめでたいマクファーレンドラゴンの第一弾です。 引越し祝い(自分用の)に開けました。わりと貴重品はビッグきっかけがないとなかなか開けられないもんです。