ゼアウィルビーブラッド

夏の重い映画祭りの最後にとっておいた、「石油と土地と一人の男の衰亡」ときたら重そうでたまらんですよ。
だが、しかし
私がハトのおよめさんだったら、ブッコロブッコロ言いまくってしまうね。
いいところもあるんだけど、ああなぜ、悲劇は喜劇になってしまうんだろうか。おもろうてやがてかなし というか、かなしうてやがておもろ系なので、そこが狙いどころなんだけど、けど、これがアカデミー賞ノミネート8部門→受賞2部門なのは見た人がやっぱり考え直したんじゃないでしょうか。悪いくはないですが、他に見るもんあるんじゃないかな。サントラがすごく繊細ですごくよかったので、音楽映画としてはよいかも。