『誕生日の子どもたち』カポーティ 村上春樹訳

子どもをテーマにした短編集。むかーし、後輩が好きだっていってた作品の「クリスマスの思い出」も入ってました。凧揚げするやつ。
確信と深い恥を大きく揺れて、苦しさとか幸福に翻弄されるってことから距離ができちゃうと、大人になっちゃったってことかもしれません。子どものときは、嵐の最中にいるからそんなものの影も形もわからないんだけど、遠ざかると、懐かしいし、二度と戻りたくも無いような。それを覚えてて持ってて、表現してて、すごい本でした。