『愛に時間を』ハインライン

図書館で借りたら初版が来ました・・・デカイ、厚い。これとらのあなとかで買ったエロ同人なら許すけど、この重い装丁をえっちらおっちら持って帰ってきた私が読んだものは…

幼女から育てたカントリー娘が成長していっしょに開拓に行く話とか、古きよきSFってかんじのいい話なの。でも、お水がなくてお風呂に入ってなくて臭いが酷いのv、そんな君もセクシーさセックスセックス、あたりから雲行きが怪しくなってきて、
次は双子ロリが、「おにいちゃんだいすきv、いっしょにおふろはいってくれなきゃいやッいやッvv、こどもじゃないのよセックスしよ!かわいいこどもつくろうねv」
元コンピューターが、「あなたに恋するあまりに、人間になりました。セックスしましょう!子作りしましょう!」
やらないか。
タイムマシンでママンと再会、郷愁と甘酸っぱい恋のSFいい話で終わるのかと思えば、「ママは淫乱ビッチなのおおほおおおおおvvv、言葉攻めだいしゅきいいいいいvv」「ぼくおっぱい大好き!」

やりとげおった・・・。子作り系の、メジャーな性癖はだいたい網羅してるんじゃないでしょうか。オゾラグニアだったんだねハインライン先生・・・。あのね、いい話もあるの!アメリカパート、開拓移民パート、はものすごく面白いよ!
でもこれいくらなんでもフランス書院文庫でも許されざるで、二次元ドリーム文庫かナポレオン文庫とかじゃないと許されない線だと思います。ほら、聖剣伝説2ですごくいい曲のタイトルがこれじゃん。こんな本だとは思わないよ。でも、面白いよ!