1000円カットに行きました 30代女

保育園お迎えの前に10分でサッパリしました。

美容室に土日に行こうとすると結局半日つぶれるし、子ども預けなきゃで、なかなかいけませんでした。
元々あんまり美容室好きじゃないし楽しみでもない、必要だから行きますっていうスタンスの人なので、後先考えずに1000円カットに入ってしまいました。
結論から言うと、アリだ!
「毛先2〜3センチ切って、厚くなったところを梳いてください。後ろでしばれるように切りすぎないでください。前髪は作らないでください。」しか毎回注文しないひっつめ髪の女はアリです。十分でした。別に面白い見た目とかにはなってないです。


1 入店、カード券売機に1000円札を入れてカード買う
2 待合席で待つ
3 呼ばれたら荷物を席の前の荷物入れに入れて、ポンチョかぶせられながら注文
4 カット、確認、ブローで毛を飛ばしておしまい。コートを着せてもらってさようなら。


席ついてから15分で終了。混んでても、人×15分なんで見通し立ちます。

あんまり安いんで男性専用だったり客層じゃないと悪いなと思って、私も大丈夫ですかって一応聞いたんですが、普通にお客でした。
夕方だったので、店内は学校帰りの男女学生、おっさん、若リーマン、年配の女性いました。さすがに30代女は子供の付添ママしかいなかったけど。
一人あたり10〜15分くらい。私も席ついて15分後には「ありがとうございましたー」です。革命かよ。
これ逆に特急料金払ってもいいくらいだよ。


美容室行くのが憂鬱だったんですよ。

1自尊心のせめぎ合い
普段オシャレじゃないんで、美容室行くときに美容師さんに「w」とか思われて手抜かれないように、多少オシャレしなきゃとか、そういう自分の自尊心で苦しんでたんですよ。毎回。で、上の注文すると「段入れますか」「髪降ろすことありますか」と聞かれて「髪おろしません」「段入れません」って答えるのは、オシャレ失格っていうか女失格判定みたいな。段入れるって答えたら、「段入れないほうがハネないんで入れないほうが」ってならなぜきいたし

かといって反対に、こんなオシャレじゃない自分に、ブローだったりコテ使ってくれたり、店出た瞬間に髪の毛ひっつめて結んじゃうのに申し訳なくて。申し訳なさ過ぎて。
2500円税込2700円みたいな安いとこ行ってたんですが、カットだけで1時間くらいかけてくれてて、なんかもう申し訳ない。カラーとかシャンプーとか別メニュー頼まないと悪い事しているような気がしてくる。ナチュラルでお高いシャンプーとか売られてると、使ってないことを責められてるみたいで、ここは来るべき場所ではないのではという場違い感で苦しい。

もう葛藤と緊張で、美容室って全然くつろげない場所で。オシャレなボサノバとかも、聞いてても全然楽しくないよう。
こんな葛藤してるときに、気軽におしゃべりとかしたくないんですよ。ノー


2ヒマでつらい
雑誌持ってきてくれてもメガネなんで読めないから、おしゃべり一択で辛い。
そして、おしゃべりに労力を使うタイプなんで、美容室ごときでその力を使いたくないので、無視して狸寝入りする時間がつらい。
あと、持ってくる雑誌が『女性自身』とかオバサン系になったのも、見た目を思い知らされて辛い。
個人の時間がとにかく貴重で惜しいこのときになぜ、なぜこのような耐える時間をー


3 手荷物安心
美容室に手荷物預けるの嫌。妙に荷物が重いのが毎回申し訳ないんですけど、なんか貴重品は手元にって言われても、シャンプーのときはどうしてるの膝に置いてていいのとか、まるで信用してない態度をとるのもあああああああ
これ1のほうの理由とも重なりますね。自意識過剰とは思いつつ、席ついたらセルフで荷物を前のスペースに置くだけってのはとってもとっても安心です。


4ブローが嫌い
猫じゃないけど、私はブローが大嫌いです。おっ いきなり共感が減った気がするぞ。


以上が大解決する上に、安いなんて、素晴らしい。
2700円払って左右の長さが違うとか、オリジナル要素発揮されて段入った妙なウルフカットになるとか、耐え忍んでたのにこの仕打ち…的なイベントが10分じゃあ起きる要素皆無。さすがに左右の長さ違うときは次の日直してもらいました。
なんかもう美容師さんもわかってたと思うんですよね。このお客さん耐えてるなとか。ああああああ

っていうか問題点っていうのが、私の被害妄想な自意識と人間不信に帰結することに気が付きましたので、そのへんで悩んでる人にもおすすめです。
同じこと悩んでも、10分で終わるし。

かといってふれあい皆無というわけでもなく、子どもにはやさしいし、おばさんもトークしてたので、ディストピア的な場所ではなかったです。
よく見かけるけど、入ったことないという男子トイレのような場所でしたが、人生において一つ攻略しました。