1981年版。ムチャクチャだ。グウの音も出ないほど面白かったです。脈絡なく面白いこと詰まりすぎてて危険過ぎる。惜しみない生首と血糊だし、一揆シーンで16ビート乱れ打ちとか、唐突なオッパイとか、ホモとか火炎とかすごい。というか、柳生一族が強過ぎてすごい。但馬守なんかCGかと思うくらい殺戮マシーンの動きしてて怖いくらい強い。正統派超強い剣士ただし老人が無茶してる妖刀装備で狂気＋＋＋の迫力。
十兵衛も強い。絵とか演技以前に、人間本体が絶対強い絵だもんこれ。有名な江戸城炎上のこの二人の対決シーンはヤバ過ぎる。ほんとに燃えてる火の量が尋常ではないっていうか、人が立てる絵じゃないところに人が立ってて映画すご過ぎる。
あとジュリーはアイドルだけあって、笑顔が素敵でした。
魔界の皆さまバカみたいなメイクと紙一重なんだけど人間本体スペックが高すぎるので、隈取とかそういう儀式めいた方向のメイクに見えてくる。
子供の時金曜ロードショーとかで断片的に見た映画って何がなんだかわけわからないけど壮大でしたが、大人になってもやっぱりなんだかよくわからなくて壮大で面白かったです。話はこの後一体どうなるのって、どうにもこうにも何も考えたら負けだ。
