映画の感想

ファーストマン

宇宙モノは大好きなので最新技術での再現映像見られてものすごい満足だけど、映画としての主題は文芸的というか今の時代のアートっぽさ感じる。だから4回くらい寝落ちしてなかなか打ち上げシーンまで辿り着かなかったという…。

事実として語られてきたことを私はいろんな媒体で読んだり見たりして知ってるんだけど、それをこう編集するのかって。エンタメではない。語る方法や手段がなくて、そういう問題提起なかった話題を、新しく書こうっていう。アメリカの神話のような宇宙開発物語っていう紋きりではなく、このテーマを使うときに今はこういうこと書けるのかっていう。

 

七人のオタク

昔の映画!!!!ウッチャンナンチャンが若い頃。そりゃアイドル映画だよウッチャンがカッコイイのとカンフーアクションがマジな。

当時の映画という媒体で描いてるヒーロー像に、オタクを当てはめて書いてるので、的外れで気恥ずかしくなるオタク映画の要素全部のせなんですけどこまけえことはいいんだよ。ファンタジー、ムービーマジック。

いろいろと今の時代の映画じゃないな…って思わせられました。面白かったけど。

 

ZIPANG

子供の時見たなんか印象深い映画これだったのか!

ぷかぷか海に浮いて次は何しようかなっていう場面を、ものすごい不安と虚無感とともに覚えてたんだけど、それは誤解でした。

おすすめしてくれてありがとう尼プラ。私はストーリーとかどうでもいいと心の底では思っているので、一生懸命勉強してストーリーやつじつまは大事だと思い込もうとした生涯ですけどダメでした。こういう映画で育てられたんだなと思います。めっちゃくちゃ俗悪で面白い、サブカルエンタメ時代劇。やりたい放題に無尽蔵に金が注ぎ込まれててすごい。

 

どうでも良すぎるんですが、アマゾネスみたいだけど声がきれいな秋吉みちるさんって女優さんがいて、どこかで聞いたことが… と思ってたら銀河英雄伝説の主題歌の人でした。びっくり俳優さんもしてたんだ。

常々、主題歌がわかりやすすぎてほんとの英語なのか不安だったけど二世の方ならほんとの英語なんでしょう… こんなところでわかるなんて

 

あと、昼はサラリーマンのジャパニーズが、実は忍者で妻子の復讐をする金曜ロードショーでやってた映画がわかればいいなと思います。観た人はこの世にいるっぽいので存在はしている。

 

アメリカンゴッズ2、カーニバルロウ

あんまり面白くなかった。映像は超絶すごいし俳優もとびきりなんだけど話があんまり。

 

ザ・セル

昔から一回見てみたかったけど、芸術過ぎるかアート過ぎるかって雰囲気でなんとなく見てなかったやつ。今見ると、大作大作ってかまえないで余裕持てて見れるっていうか素直に見られたように思います。心揺さぶられる主観の狭さが、まさに心の話を描いてるってことなのでほんとよかった。

猟奇事件も当時は衝撃的だったろうけど、普通の題材に感じたのも今の時代のせいか、私がろくでもない年の取り方してるせいか。