『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』

迷ってたんだけど買っちゃった… ISBNついてる商業誌なのに同人誌。こういう作者の労力を無視して、紙代にもなってなさそうな本は本当に金払う価値がある。ブレードランナーしか載ってないというか好きな人の執念と妄想しか載ってない。
映画本編のバリエーションがあるのがカルト映画中のカルト。私見たやつディレクターズカットでした。ついでに有名なファンメイド編集版の解説までしてくれるって知らない世界すぎるわ!ってそういうグレーなネタ紙に書くの!っていう。っていうか、極め付けが「僕がかんがえた一番見たいバリエーションの脚本」載せてるんですごいよ。

ブラスターも、版権グレーとかなんとなく知らないわけではなかったけど、こんなに面倒な経緯になってたと… 
「サントラ地獄めぐり」がサントラオタクだったものとしては一番共感できました…わかるう〜 何故かサントラ未発売、やっと出たやつは他演奏だし、作者監修版出たらアレンジされちゃってるし海賊版に再販不完全版だったり他のタイトルに収録されてる曲とか、まさに地獄!
変だ変だとは思ってたけど、公式サントラが不完全版なんだよね…あのものすごいカッコイイED聞いたら走ってサントラ買いに行くじゃん…
なんかもう凄まじい密度の本でした。紙代しか払ってない気がする。