はてな記法が使えない?のかよくわかんなくて読んだ本をメモすることが億劫になってました。メモしないと読んだことある本ほんとに忘れちゃう思い出せない

 

『漁撈伝承』ものと人間の文化史という叢書の一冊。漁師の世界観知らないから、見たことない世界で面白かった。生と死が自分にも生業にも深く先鋭化した日々と、地上に生まれたことで山、生業としての海、どちらにも属する存在として世界の中心とも周辺ともいえる世界観の独特。

『闇の女たち』日本の街娼のルポ。ルポ部分+総論で巧い上に労作なのと面白いのとで、とても良い本。

『花殺し月の殺人』20世紀初頭、FBI設立間もないころのインディアン連続殺人事件と今。すごい読み応えあったルポ。すごい面白かった南米のZのルポの人だった。次の作品がコレって生涯に1冊あの質量と情熱でいいんじゃねっていうのが、また。

『午後の曳航』三島由紀夫。余りにもうまくて息苦しくなるほどに。自分の感性や興味とは違うんだけど、あまりにもうまいしキレイ。

『インド夜想曲

『自殺会議』強烈な自殺ネタ(母がダイナマイト心中した)を持つ著者が、自殺の関係者に話を聞きに行く。子供に自殺された人、自殺を東尋坊で止めてる人、自殺された人…ただ、おさまりのいい話にしたいっていうゴールがないので、ものすごい面白い。出てくる人が超面白い。

『甘えの構造』読んだのに中味を忘れてしまう。

『害虫の誕生』勉強になりました…。社会史として、害虫を薬品とかで物理的に防除っていう発想がまず近代のもので、天災だから江戸時代だとお札とかなんだよ。

戦争で熱帯行ってたから防虫が国家プロジェクトになったりとか。
『原爆』石井光太郎のルポ。本当にフラットでうまい。復興を書くことで、何が失われたかを対照的に描き出す。

『その日暮らしの人類学』アフリカの路上販売を人類学?社会学? した著者による、その日暮らしという世界観。冒頭のヤノマミとか狩猟民の世界観では蓄財や発展という、今ものすごく当たり前で疑わない思考が否定される。そうではない世界感。

『ノモレ』